2013年11月3日日曜日

お前の好きにしろ

サラ・スマイル。ブルー・アイド・ソウルの貴公子、ホール&オーツの名曲だ。ロック史に燦然と輝く、洗練を極めたバラードの金字塔である。カバーするアーティストは数知れず、この曲が持つシンプルな普遍性が多くのアレンジを可能にしている。今回はリッチー・コッツェンのスモーキーな一発を聴く。

元来、蝋燭の灯のような優しいソウルである。そんな優しい素材を鍛冶場に持ち込んで日本刀でもこしらえるかのような熱気を注いでいる。ツボを押さえたストロークとピッキングは、小槌を振り下ろす熟練の刀鍛冶のようだ。折れず、曲がらず、よく切れる名刀に仕上がっている。

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