2013年9月7日土曜日

David Bowie - Rock 'N' Roll Suicide




1990年、東京、デヴィッド・ボウイ・・・ この場所にいたかったよ。財布なんか持ってない鼻垂れ小僧だったから仕方ない。

歌い出しの歌詞がリアルに映像を換気させて、一瞬でこの世界の当事者になることができる。

Time takes a cigarette, puts it in your mouth
You pull on your finger, then another finger, then your cigarette
The wall-to-wall is calling, it lingers, then you forget
Ohhh how how how, you’re a rock ’n’ roll suicide 
時を持て余しながらタバコをくわえる。一回、二回と口に運んでは、次のタバコに手を伸ばす。突然、部屋中が鳴り響き、しばらく続いて何もかも忘れてしまう。君はロックンロールの自殺者なんだ。


遙かなる宇宙空間を渡り超え、孤独な僕らを覆い隠す深い闇を切り裂いたかと思うと、閃光で奪われた視力が回復しゆく恍惚の中で、僕らはジギーに出会う。鋭くも優しく眩いばかりの眼差しは、とろけるように細胞に染み渡り、ささくれて乾いた心を潤していく。そしてゆっくりと歌いはじめるこの曲に、一体どれほどの若者が救われただろうか。

ドラムだけになって「ロックンロールスイサイド」と低く放つところで、僕は何回死んで生まれ変わるかわからない。

ロックンロールに壊れ行く生命をロックンロールで救い出す強烈な意志と説得力に満ちたロックンロールの救世主である。ロックンロール創世記のメッセンジャーであり、今もなお、ロックンロールの主体者であり続けて僕らを励ましている。

一度でいいから生で聴きたい。


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